大学受験の意味を考えて!悩み自問自答する必要があるのでは?

高校卒業前!人生の別れ道でもある進学と就職!大学受験の意味

高校卒業後の進路には大きく分けて「進学」と「就職」の道があります。

高校卒業時点で、どちらに進んだとしても、社会人として自立し必要な収入を得るために最終的には「就職」することなります。

「大学・短期大学・専門学校」への進学は義務教育ではないにも関わらず、どうして「進学」をする必要があるのでしょうか?

そして「進学」して“何を学ぶ”のでしょうか?

今の年齢でしか出来ない事や、他にやりたい事がないのであれば、大学への進学をお勧めします。

歳を重ねても、本当にやりたいことや自分に合った仕事を見つけることができた人は少ないように感じますし、人間としての幅を持たせる「人間関係」も自由な状態で学べて、知識も高校卒業以上に得られる可能性があると思うからです。

「高校卒業です!18歳で自分のしたい仕事や将来を決めてください」と言われても無理ですよね。

勉強嫌いで、もう勉強なんてしたくない!と思っている人に、更に大学に行って勉強してみたら?…と助言しても、受け入れられないのも確かです。

就職における「入社試験」では、現実とってもシビアに物事は行われています。

関係ない!…と言われていますが、同期入社の配属先は「高卒」「大卒」がはっきり分かれているというのが現実。

ある程度、自分の実力を認めてもらえるまでは、他人の評価はわかり資料から選ばれてしまうのが現実。

自分が部下を評価するにあたって、もし間違ってしまったら自分の評価が下がる…だから、学歴あることを誰もが認めているを無難に選んでおく保身は誰でもあることです。

ただ、数年務めることで、普段の評価はガラリと変わることもあります。

人間性や責任感・判断能力と評価は加算されていくので、スタートライン・配属部署が違うということだけなのかもしれません。

長い人生、努力次第です。

社会に出て社会の矛盾や仕組みを知った時、資格に興味を持ち資格取得のための受験を検討したとしても、大学卒だけ受験できる資格もあります。

受験資格さえない自分にいらだちを感じるかもしれません。

しかし18歳では、大学進学事態に意味を見いだせないかもしれません。

受験科目として学ぶ教科は、志望する学部に関係のない科目を勉強するのですから、受験が終わったら一般知識として身につき役立ちますが、その科目に触れる機会はほとんどないでしょう。

親や支援してくれる人や行政などにお世話になり活用することで、時間もあり最も記憶力の高い大学受験をする年齢である18~20歳は、堂々と学べるのです。

もちろんやりたいことがある場合は、自信を持って「その道」を進めばいいし、素晴らしいことです。

もし、見つからないのであれば、大学で多くの人や情報を得て見つける事が出来る可能性が高くなりますし、「大卒」という肩書だけで、「高卒」では入社できない会社の面接も受けることができるので、長い人生で損することよりも得する可能性は高いのかもしれません。



大学受験の意味を考えて!

大学受験

「大学に行く意味はあると思う?」と NewsCafeで調査がありました。

調査をして、アリ!無し!と答えた人の理由とは?

【アリ…64.4%】
・ 上を目指すなら、大学に行く意味はある。
・ 大学で真面目に勉強すれば分かるよ。
・ ある人が行くんじゃないの?
・ 職業選択の範囲が広がる。中卒高卒では就けない職業がある。
・ 大卒という肩書きはあった方が良いけど大学で何をするかも大事。
・ 「学歴なんか関係ねぇ」なら大学ぐらいは出てこいよな。
・ 何歳になっても大学で専門的知識を学びたいならアリなのでは。
・ 本人次第で「意味のあるモノ」にもなるし「無意味なモノ」にもなる。
・ ここでナシ評価の人こそが本当に大学行く意味のない人だな。
・ 意味ないなら行くな! 行きたくても行けない人もいるのに!

【ナシ…35.6%】
・ 行く意味ない人の方が多い。何となく行く人は金の無駄。親に返せ。
・ 私には意味がない。進みたい道によると思う。
・ 大学出たからって良いところ勤められるとは限らない。
・ 一度、会社、辞めれば意味ねーな。早く社会に出た方が特かもよ。
・ なんか就職をすぐにしたくないから大学行くやつ多い(怒)。
・ 肩書きが欲しいだけだよね(笑)。大学卒でも働けば一緒!!
・ 就職に有利に成るために行ってるんでしょう。
・ 今じゃ猫も杓子も大学へ…
・ 大学生=親の脛かじりだと思う
・ 「行く」ダケ「卒業」ダケでは無。 4年間で何を糧にしたかこそ。

結局、大学へ進学した・しないということは、その後の物事の考え方と生き方次第なのでしょう。

ただ、この長い人生で進学した後悔より、しなかった後悔の方が大きいというデータがあります。

 

脳科学者の茂木健一郎先生の言葉

受験とは何のためにやるものなのでしょうか。という質問に茂木健一氏の返答です。

一流大学に入ることが最終目的ではありません。受験を考える上で、一番良いのは、本当の学問への情熱を掻き立てる、本当の学ぶ喜びを味あわせることだと私は思います。その小さな副産物として、一流大学の合格があるというのが理想です。 最後に一言だけ。「脳の喜びの中で、学びの喜びが一番深く、大きい」ということだけは、ぜひ覚えておいてください。 頭の学びというのは制限がありません。 私は今、大学受験をしていた時より、はるかに勉強しています。でも楽しくてしょうがないんです。全てを楽しむという境地に達すれば、本当に人生素晴らしいですよ。 このことに気が付けば、全員東大に入っちゃうんじゃないかと恐れています(笑


脳を活かす勉強法 (PHP文庫)

 

TOMOIKU – 共に育む

(合)共育生活研究所
栄養学・心理学・脳科学を知ることはとても大切なことですが、学ぶ以前に、「生活習慣」として生きていくための食事や、社会の危険性やマナーを伝えていくことは、「生きていく力」として必ず身につけなければならないことです。 その上で、栄養学・心理学・脳科学の知識を得て、効率的に物事を考え継続し「生きる力=社会で生きる力=自力で生きる」を身につけていくことが大切です。 sei

こどもと共に育む TOMOIKU

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