0歳から3歳乳幼児の脳にいいアナログな刺激とは?赤ちゃん脳トレを習慣化!

毎日育児と家事が大変なお母さん。

泣く!泣く!泣く!…そんな赤ちゃんを育て、病気なのではないか?静かに寝ている赤ちゃん…呼吸してる?と心配になったりと、日々の生活で母親の気持ちも未来よりも今を考えるのがやっとなのかもしれませんね。

でも、「人」を育てるにあたって、従来特別なことは必要ないのです。

だた日常で、赤ちゃんと向き合うという大切なことが疎かになりそうな時代なので、脳科学の視点で考えてみたいと思います。

 

脳は3歳までに育つ!脳にいいアナログな刺激とは?

 

脳のメカニズムについては、まだまだ暗中模索の状態ですが、少しだけ解明されていることとして、0歳の時は平均380g・3歳で1250gに発達しています。

大人は1400gなので、ほぼ大人と同じ重さになっていて、4~5歳では大人と同じになります。

小さい体なのにすごい成長です。

つまり、0歳から3歳までの間に人間の脳の重さはかなりの部分、成長しきっているといえますが、それとは違う種類の大きな成長が思春期以降に訪れて、10歳以降、20歳ぐらいまでの間に一番大きく育つのだそうです。

成長の内容が違うということです。

 

0歳から3歳の間に成長する脳は何?

 

0歳から3歳の間に完成に近づき大人と同じほどの成長をするのは、五感です。

五感(ごかん)とは、動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来からの分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさす。

<Wikipedia 参考>

見たり聞いたり触ったりと、赤ちゃんが様々な刺激を浴びることで磨かれ、3歳までの刺激はほとんどが家族から与えられるものが中心となり、赤ちゃんも何でも触るし、何でも口の中に入れてしまうという繰り返し学習していることですね。

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10歳から20歳までの五感以外の発達は何?

 

五感以外の発達するのは脳の前頭前野という部分で、前頭前野では、「記憶・考える力・行動・感情を抑制する力・コミュニケーション能力」など、社会に出た時などの人との関わりで生きていくために大切なことを司っているのです。

ですから、「3歳までに脳が育ってしまう」という言い方には、ちょっと語弊があるのかもしれませんね。

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0歳から3歳の脳を育てるための五感のアナログな刺激

 

前頭前野を鍛えることが人間らしさを育てるのですが、0歳から3歳の赤ちゃんや乳幼児は脳全体が発達する時期なので、様々な刺激を与えてあげましょう。

では…どうやって?

それは簡単で簡単じゃない…

 

赤ちゃん脳トレを習慣化!話しかけは何よりも大切なこと

 

外に出て、抱っこされた人のぬくもりを感じ、光や風を感じながら、家族のあたたかい声を聞くということが、何よりも幸せに満ちて五感を感じられることなのです。

口で言うことも、考えることも簡単なのですが、子育て中の母親にとって、毎日続けることは簡単ではないのです。

まだ何も話さない赤ちゃんに、語りかけで何を話したらいいのかと考えてしまうこともあるようです。ぴよ1

「かわいいね」と声掛けはしていると思いますが、その延長言葉で、「大きくなったらお外でいっぱい遊ぼうね」「今日はとても晴れているから青い空だよ~」「ちょっと暑いから、夕方になったらお散歩しようね」と思いついた言葉でもいいのです。

私はよく自分の子供の名前を付け加えた替え歌を歌ってました。

脳という器官に一番大きな刺激を与えるのが、目を見て話しかけるコミュニケーションで、赤ちゃんは時期はまだ社会性を帯びていないので、広く外の世界から刺激を浴びるチャンスは少いので、家族とのコミュニケーションが一番脳に刺激を与えることになります。

 

授乳時はアイコンタクトを!

 

0歳から3歳までの赤ちゃんには選択権がなく、親も環境も選ぶことができません。

だからこそ、周囲の人が赤ちゃんの将来を考えてあげないといけない時期なのですが、授乳をしながら携帯電話・スマホなどで、赤ちゃんとアイコンタクトをしていない母親が多いということを耳にしました。

赤ちゃんの視力はとても弱く、焦点距離も調節がきかないので、ちゃんと見えているのは30cm程度の距離しかないので、授乳しているときは目と目でコミュニケーションができる母親の役割は非常に大きいと思います。

 

テレビよりも自然でリアルな刺激を!

子供用のテレビは親もどのように遊ぶか?どんな歌があるか?など勉強にもなりますが、子どもが暇そうにしているからテレビ!うるさいからデレビ!という習慣をつけてしまうと、前頭前野がほとんど働かない状態にあります。

デレビなどの映像は静止画の連続体で、脳の健全な発達を妨げてしまうのです。

五感をフルに使い脳が感じるのは自然の中で、散歩に出かけて話しかける。

買い物でもいいのです。

途中の道で様々なことを感じ、家族以外の人にも出会うことが、五感の刺激になります。

思い返すと0歳から3歳は、大変だけどほんとうにいとしい時期です。

その時期にご両親が携帯電話・スマホに興味を持ってしまったり、家の中でテレビを見ているよりも、目の前の子どものかわいさを受け止めて、散歩に出かけましょう。

 

【 参考書籍 : 0歳からはじめる教育の本】

脳力トレーニングの第一人者 川島隆太先生 医学博士

4人のお子様の父親でもあり、脳科学者として、子を思う親として、私達が赤ちゃんにどう接するべきかのヒントの書籍を参考に記事にしました。

脳科学として、五感を育てるのは難しいことではなく、リアルな外界を感じることだということですね。

 

すやねむカモミール

 

TOMOIKU – 共に育む

(合)共育生活研究所
栄養学・心理学・脳科学を知ることはとても大切なことですが、学ぶ以前に、「生活習慣」として生きていくための食事や、社会の危険性やマナーを伝えていくことは、「生きていく力」として必ず身につけなければならないことです。 その上で、栄養学・心理学・脳科学の知識を得て、効率的に物事を考え継続し「生きる力=社会で生きる力=自力で生きる」を身につけていくことが大切です。 sei

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