なぁ~んだ「おかあさんだいすきまますてき」健康食の合言葉の意味は?

「おかあさんだいすきまますてき」健康食の合言葉

食べてもらいたい食材を集めて、合言葉なのだそうです。

私がちょっと気になっていることは、最近の魚売場では、骨のある魚が減ってきていることです。

“サンマ”はよく目にしますが、“いとより”とか“いわし”とか…少量しかありません。

お箸が上手に使えないとか、骨がめんどくさい、子どもののどに刺さるから…と様々な理由はあると思うのですが、ますますお箸で上手にごはんを食べられる子が減ってしまっているのではないでしょうか。

病気の際、自分の体の痛みや苦しさは自分で経験していくものですが、子どもは親の出された食事で体を作っているので、すべて親の判断や好みで決定づけられてしまいます。

このことは「人を育てる」にあたって、親の責任が問われるところです。

子ども達といっしょに、食生活の見直しをしてみませんか?

食卓に並ぶような食事内容ではないような気がします。

子どもに食べさせたい食べ物「おかあさんだいすきまますてき」


様々な説がありますが、代表的な合言葉は下記の食事や食材の頭文字と取っています。
「オ」 …おから
「カ」 …かば焼き
「ア」 …小豆
「サン」…さんまの塩焼き
「ダ」 …大豆・だし巻き卵
「イ」 …芋料理
「ス」 …酢の物・すし
「キ」 …きんぴらごぼう
「マ」 …豆ごはん
「マ」 …丸干しいわし
「ス」 …すきやき
「テ」 …天ぷら
「キ」 …切り干し大根

何を何時に食べたら良いか

食べ物は胃の中に入っている時間を考えて選びましょう。
おむすび1個、昆布味とか梅干し味のようなものは、約2時間、揚げ物は12時間、胃に残っています。
揚げ物を夜8時に食べたとすると、翌朝の8時まで胃の中にもたれているため、朝食を十分に食べられないのです。
大事な試験や商談、試合前などのときは、炭水化物を十分に取り、ビタミンB群や、抗ストレス作用があるといわれるビタミンCや、火の通っている油っ こくないものを、集中力が切れてきたときや、長い会議を早く終わりにしたいときは、吸収が早いお砂糖や、スポーツドリンクなどに含まれている糖分を考えて 取っていく。
塾や部活などで夜9時、10時まで何も食べれない場合だったら、運動や勉強前ならあんまん、運動後は肉まんというふうに補食を上手に活用していく。
あんこは、糖分、頭のエネルギー源で、マッチの役目をするビタミンB1も取れます。
肉まんは運動後、筋肉が壊されており、その材料も取っておきたいという意味です。
<農林水産省 出典>

子供の食事は、子供の未来を司る基本になります。

どんなに何かを学ぼうと、食事を怠っては忍耐力や集中力など、今後社会に出る子供たちの大切なモノを置き去りにしてしまうと思うのです。

“食事”という基本を守ることで、健康が何よりの幸せであることの「食育」を子供たちに伝えていきたいですね。

TOMOIKU – 共に育む


(合)共育生活研究所


栄養学・心理学・脳科学を知ることはとても大切なことですが、学ぶ以前に、「生活習慣」として生きていくための食事や、社会の危険性やマナーを伝えていくことは、「生きていく力」として必ず身につけなければならないことです。
その上で、栄養学・心理学・脳科学の知識を得て、効率的に物事を考え継続し「生きる力=社会で生きる力=自力で生きる」を身につけていくことが大切です。

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