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よくしゃべる子しゃべらない子…幼児らしく成長する2歳
2歳の体重は、2歳から3歳で2~3kg増える程度で、身長は1年間に7~8cm伸びるくらい。
<各月齢の身長や体重 乳幼児身体発育調査報告書>
いろいろな言葉が出てくる時期
言葉の発達はとても個人差が大きく、環境にも左右されます。
言葉で表現するのが遅い子どもはたくさんいますが、子どもは話せなくてもちゃんと聞いているので、しゃべらないからいいやと、親が言葉づかいに気をつけていないと、子どもはその言葉を覚えてしまうので、気をつけてね。
一般的に女の子より男の子のほうが遅いと言われています。 2歳になるとほとんどの子どもがびっくりするほどしゃべり出します。
言葉の発達は知的発達のあかしです。
カタコト言葉は是非とっといて! 親にとって歳を重ね、孫が目の前にいると、息子・娘の子供の頃が懐かしくなりますよ。
私なんて…なんか…かわいい子ども達や育児に必死だった頃を思い出して、泣けてきちゃうんです。
細かな手指の動きができるようになる
手指の動きも細かな動作ができるようになってきます。小さなおもちゃで遊ぶこともできますし、絵本を与えると、一度にたくさんのページをめくったりしていましたが、2歳になると、1ページずつめくることができるようになります。
絵を描く時には、クレヨンなどを紙にぶつけるようななぐり描きだったものが、「線」が主でしたが、まあるい曲線が描けるようになってきますよ。
一人遊びができる
絵本を与えると一人でページをめくりながら、ながめています。
中には絵を見ながら独り言を言っていたり、ひとり積み木を与えると、電車に見立ててつなげながら、「しゅっぱーつ!」などと擬音を交えながら一人遊びを楽しみます。
まだ男の子と女の子の性差はあまり目立ちませんが、女の子はママゴトが好きになります。
ママがそばについていなくても、かなり長い間、一人でいろいろな遊びを楽しむことができるようになります。
感情表現が豊かになる
2歳の子は自分の感情(喜びや悲しみ)が中心ですが、3歳近くなると、まわりの人の感情表現を気遣えるようになります。
ちいさな心で、ちゃんと家族を労われるんですよ。
トイレトレーニングをはじめましょう
一人でトイレに行けるようになります。
3歳になるまでには昼間のオシッコやウンチを失敗しなくなって、夜もおねしょをしない子も増えてきます。
ただし、遊びに熱中していると教えそびれてもらしたり、夜はおねしょをしてしまう年齢です。
ちゃんとできるはずなのに、どうしてもらしちゃうの!って言いたくなるかもしれませんが、怒ってしまうことだけはしないでくださいね。
悪循環で怒られる緊張から、連日続いてしまうような心理的な圧迫で、今まで上手にできた状態まで維持できなくなります。
怒らない・怒らない…
病気でない限り、大人になってまでオムツをしていることはありません。
どんなモノを用意する?脳をはたらかせましょう!
書籍-絵本のすすめ!
本は2歳くらいまでは、原色ではっきりしたものが多いですが、いろいろな傾向の本に出逢うことも大切ですよ。
墨絵とか…海外の油絵風とか…
本を集中してどれだけ接してきたか?どんな絵本に出逢えたか…などで、今後の興味の深さも変わってきます。
知育玩具は想像力を育てる
指先を使うような知育玩具。さまざまなものがありますね。
ブロックは子どもの創造の宝庫!
口の中に入れてしまうお子さんもいらっしゃると思います。
パーツの大きさは、各メーカーがそれぞれ用意していますので、お子さんに合わせてくださいね。