3歳第一反抗期!外出先でのわがままは許せない親心と子どもの見本である葛藤

3歳第一反抗期!わがままは許せない親心と子どもの見本である葛藤

危ない!
交差点で飛び出す子どもを注意しても、けがも何もしなかった子どもにしてみると、「うるさいな!」みたいな態度!

何度注意したらいいの!…あなたのことを思って注意しているのよ!

でも、そのような自分の思いを一方的に言うことは「支配と服従の関係」になってしまいます。

親の気持ちを無視するかのように、危ないことを次々と行動する子ども達。

その繰り返しで重要な注意を学んでいくのですが、素直に「ハイ♪」なんて言ってくれる子どもは少ないのでは?笑

早生まれなどの生まれ月にもよりますが、1歳後半から3、4歳くらいにかけて「第一反抗期」といわれる最初の反抗期が訪れるといわれています。

「○○しなさい」というと「イヤ」と拒否したり、ダメということをやりたがったり、服の着替えを手伝おうとすると拒否したり、思い通りにならないと泣きじゃくったり、このような言動は親からすると反抗しているように見えるかもしれません。

でも、このような言動は自主性や自発性が芽生え、それを表現する力がついてきたことの証拠でもあります。

もちろん、何でも子どもの思い通りにさせておけば良いというわけではありません(そもそもそんなことは不可能ですが)。

但し、自分のイライラや怒りを子どもにぶつけることは避けましょう。

また子どもの行動を制限しても、子どもの気持ちは汲み取ってあげることを心がけましょう。

「自分でしたいのね」と子どもの気持ちを受け止め言葉にする。

「テレビ観たい」とぐずる子には、「今はダメ、ごはん食べてから」という言い方よりも「そぉ、じゃぁごはん食べたら見ようね」と肯定的な表現をする。
等々。

少し自分のことができるようになって、おかあさんとしては「ホッ」としている時期に訪れる反抗期で、大変だと思いますが子どもの成長には欠かせない時期でもあります。


外出先でのわがままは許さない!公共のマナーは教えてあげてね

反抗期なのに…マナーも教えるって、結構大変ですよね。

私は息子2人だったので、「恐怖の外出」でしたが、マナーを教えていくためにも公園・ショッピングセンター・外食と増やしてました。

友達といっしょに遊んだり、3年保育などの集団生活にも適応しやすくなるこのころに、公共の場でのマナーも少しずつ教えていくことは大切だと思います。

怒りたい場面ですが、一呼吸して「どういう行動が人に迷惑をかけるのか」「なぜいけないのか」と機会がある事に、子どもの目を見て(できればしゃがんで)しっかりと説明してあげてください。

しかし、説明を100%理解しているわけではないので、注意する瞬間はパターンで覚えさせることも大切です。

社会生活にはたくさんのルールがあります。
公園などの遊具で遊ぶときは順番を守ること、電車やバス、病院の中などでは静かにすること、道を歩くときは右側を歩き、信号を守ること、横断歩道を渡ること。
公共の物を汚したり傷つけたりしないこと、花や木をむしったり折ったりしないこと。
年下の子にはやさしくすること、お年寄りには席をゆずることなど、人に接するときの思いやりの気持ちも少しずつ教えていきましょう。

むずかしいことではありません。
子どもはいつも親の姿を見ています。

親が思いやりを持って人と接していると、その様子から、子どもは相手との関わり方を学んでいます。

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

 

友達と遊ぶことの重要性

2歳のころはすぐにケンカになってしまったと思いますが、3歳はおもちゃの貸し借りや、順番を待つことも少しずつできるようになって、一緒に遊べることも増えてきます。

一方通行の「平行的な遊び」から「協同遊び」へと移る段階。
まだまだ衝突は続きますが、トラブルの中から我慢することや許すことを学び、仲直りの仕方を自ら体得していきます。
言葉も発達するので、気持ちを伝えあうこともできますし、ケンカも経験してトラブルを避ける方法や集団のルールも少しずつ覚えてきます。
ケンカになっても、危険がない限りは、すぐに口を出してとめるようなことはしないで見守っていましょう。

友だちと遊ぶ楽しさを知って、人間関係を広げていこうとする大切な時期なので、公園や児童館などに出かけて行き、同じくらいの年齢の子とたくさん遊ばせてあげましょう。

そういう環境がない場合や近所のママ友とわざわざ人間関係を築くのが大変そうだった場合は、幼稚園入園やお稽古ごとなどを考えるのも一つの方法だと思います。

ひとりで悩まないでね。

育児はみんな大変な気持ちでいるんです。

 

TOMOIKU – 共に育む

(合)共育生活研究所
栄養学・心理学・脳科学を知ることはとても大切なことですが、学ぶ以前に、「生活習慣」として生きていくための食事や、社会の危険性やマナーを伝えていくことは、「生きていく力」として必ず身につけなければならないことです。 その上で、栄養学・心理学・脳科学の知識を得て、効率的に物事を考え継続し「生きる力=社会で生きる力=自力で生きる」を身につけていくことが大切です。 sei

こどもと共に育む TOMOIKU

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