親が子供を縛る!“親子共依存”愛情という名の支配

愛情という名の支配

家族の中で、家族間の愛情はすべてを救うということに、何の疑いもなく生きてきている人もいれば、疑問を持っている人にいると思います。

私達が“愛情”と思っているのもは、いったい何なのでしょう。

親が愛情と思っていることが、子供にとっては強制的な縛りのなにものでもないことがあります。

愛情とは、与える側と受け取る側の双方があって成り立っていて、受ける側がそれを拘束・束縛を感じれば苦痛のなにものでもなく、それは愛情ではなく支配だと思うのです。

その支配は自分ひとりでは生きていくことのできない小さな子供にとって、意見も言えず抵抗不能にさせ、自尊心も奪い、大人になって離れて暮らしていても恐怖に感じることさえあるのです。

親だから…家族だからと、小さな子供を支配しているにも関わらず、それを自分の愛情と思っている人が多く、親が子供に依存しているのです。

愛情という名を借りて相手を支配する「共依存」

赤ちゃん02

共依存は、心配させたり、困らせたり、共用したり、世話をして面倒をみたりすることで支配しようとすることです。

でも、“愛情”と紙一重に感じることが多く、愛情を受けているのに居心地が悪い幼少期がありませんでしたか?

そして、それに気がつかず自分の子供を支配していませんか?

愛情という名を借りて相手を支配する「共依存」で大きな問題になるのは、「親子の共依存」だと思います。

母親は自分の子供の考えを押し付け、自分の思い通りに育てようとし、それを子供への愛情であると思って支配していることが多いのです。

社会を知り悪が蔓延るこの世の中で、子供に安全で確かな道を歩ませたいのは、どの親も同じです。

しかし、そこには必ず“子供の思い”が中心でなければならないのですが、支配されている子供は重苦しく生きづらく感じてしまい、その上離れることがなかなかできません。

日本にはそのような関係が多く存在し、母の愛情という名の支配に押しつぶされそうな子供が多いとされています。

母親の共依存から逃げたくて結婚したのに、母親がすぐに訪れられる場所で住むようにしたりと、離れられない関係を築いてしまうのです。

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あなたのために…は、私のためにではないことに気づく子供

子ども01

子供が社会で生きていかれるように、挨拶などの基本的な習慣を身につけさす習慣とは別に、親子共依存の場合、だいたい母親が「あなたのことが心配で言っているの!あなたのためなの!」と母親が子供に正論で支配をしていくことが多く、ひとつの洗脳です。

母親が自分の人生を生きず、自分が感じている不幸を子供に覆いかぶさり撤回しようと、回避できるであろう道を強制的に歩ませるために言う言葉です。

子供が自分の思考で生きていかれるにも関わらず、親は過剰なくらい世話をやいて理想通りに育て、指示をする支配者という心地よいポジションにいつまでもい続けようとします。

母親が自分の人生を生きていかれない分、子供(他人)の人生と重ねて生きていくのです。

この話はカウンセリングをしている友達とよく話をしているのですが、カウンセリングを受ける子供以上に、親の方が厄介な状態にあると言っていました。

子供の問題行動の背景には、母親の共依存が多く関わっているということです。

子供は成長とともに、母親が自分のためにと注意していることは、もしかして母親が思い通りにならないから、そう言っているだけではないのか?…と気がつくことがあります。

このまま母親といっしょにいると、その魔力に自立の力を奪われていくことに気づかされるのです。

親が子供を縛る「親子共依存」

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親が子供に幸せになってもらいたいと願い、「あなたのために言っているの!」と言われた子供は必死にその言葉を受け入れようと、頑張リます。

しかし、そのあなたの言葉の中に、「今怒鳴っている私は子供のために言っていること…」と言い切れますか?

他のことでイライラしていたりして、八つ当たりの言葉ではありませんか?

そして、そのようなことを感じず、親の言う通りに歩んできた子供の中に、親子共依存と気が付かないこともあります。

子供が成長し社会人になった時、何も判断できない子に対して、喜んでしまう母親も多くいるようです。

自分がいなければ!と、自分の存在が大きくなるからです。

子供が自分で生きて行かれるようになることこそ、親の一番の願いであり幸せなことです。

親の愛情を感じることができないで、苦しんでいる子供もいる中で、「親子共依存」は一見仲のよい親子に見えて、微笑ましくも感じます。

実は子供が自立できず“愛情”が何であるかということに理解ができず、苦しんでいる場合があることを、親の立場である人は今一度、考えてみることが必要なのではないでしょうか。

 

この記事を読んでいる子供側の方へ

自分の中に棲み着いている親。

少なからず、他人よりはあなたのことを考えてくれている人だと思うのです。

親から自分への愛情と思っていたものを“支配”と読み替えることで、自分が親の愛情に苦しんでいることが分かると思います。

親だって人間です。

あなたを苦しめようと思ってしていることではありません。

あなたが歳を重ねることで、今まで怪物化していた親がだんだん小さくなっていきます。

親に自分が感じていることを語ることで距離をとって、気持ちの整理をして、自分の力で生きていける決別の日は必ずきます。

自分の人生は自分が主人公です。親ではありません。

自分の人生を取り戻して、親の人生と自分の人生の間に、一線を引いて自分が育つうちに身に着けた対人関係のつくりかたや感じ方で、自分がラクになってください。

親は月日と共に少しづつ小さな存在になり、一人の老人になっている親からも距離がとれていきます。

「親子共依存」を自覚している今を出発点として、あなたが自分で生きる力をつけていくことが、お互いが一番幸せな道なのだと思います。

 

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