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絵本で学び遊ぶ生活をリンク!子供の知りたい気持ちを伸ばす
幼稚園前だと、子どもとの時間で、どのように遊んだらいいのか?と悩む親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
子どもの絵本の一部を再現したような生活の中の遊びも楽しいですよ。
その中から、学べることは子どもにとっても実体験なので、印象にも残り忘れることもなく楽しい時間を過ごすことができます。
お話の中に登場する会話を、常に使用すると「絵本と生活」がリンクされます。
本に興味を持つきっかけは、親が押し付けても好きにはなってくれません。
絵本どおりいっしょにつくる・行動してみる
息子が2歳の時、絵本を読んだことがきっかけで段ボールの家をよく作っていました。
ホームセンターから大きな段ボールをもらってきて自分が入れるほどの家を作るのです。
その息子は、今では自分の息子1歳(孫)といっしょに段ボールの家を作ったりしています。
体が覚えているのか?やってもらったことを自分の子にするもんなんですね…
この「ぼくおうちをつくるんだ!」はもう販売していませんが、息子達の本は、そのまま保管していたので30年前の本です。
2歳のときに、段ボールを集めることからいっしょにはじめて、窓も作ってとても楽しそうでした。
その後車なども作って、我家は段ボールだらけになってしまったこともありましたが、物語の流れをいっしょに楽しむことは、生活の中で子どもによい経験をさせてあげられることだと思います。
児童書の代表作「ぐりとぐら」シリーズ
ぐりとぐらの冒険と大きなケーキをつくるお話なのですが、この本を読むことで、台所でいっしょにホットケーキをつくりました。
そして、海水浴では様々なスタイルをする場面があるのですが、家でその同じポーズをとって体操をしたり、中に登場する「イルカジャンプ」のイルカが見たいという要望で、水族館に行きました。
その繋がりは、生活に密着しているので「イルカ」でも、「どうしてお水の中で飛べるの?」とか生態を知りたくなって「なぜ?なぜ?」が増えます。
その「なぜ?なぜ?」を前ページで綴っている「百科事典」に繋げて、また新たな興味を持って知識を増やしていきました。
本と生活が密着していたので、息子2人とも結構物知りです。
なかがわ りえこ 福音館書店 1967-01-20
四季を感じる「ぐりとぐらのかいすいよく」「イルカ」→「海」→「季節」
一冊の絵本から、次のステップに行くことが、こどもの創造性をも育むことができますね。
夏にはどんな動物達が元気になるのか?
春には冬眠していた動物達のことや、お花の種類を知ったりできるのです。
「四季」を知ることで、自然の仕組みを疑問に思い、誰も考える「宇宙ってどこまで広い?」などと、子どもの知りたい気持ちは広がっていきます。
小学生の頃、空について疑問に思った息子が「隕石」を知り、調べているうちに「オゾン層」について深く知ることがあり、突然私に「オゾン層」ってどのくらい厚いのだと思う?と質問をしてきたのです。
「気圧の問題もあるけど、地上に下ろしてきたら3㎜しかないんだよ~」って言うんですよ!
「層」とつくからにはかなり厚いものだろうと思っていた私は、子どもに教えられた日でした。
この日のことは、今でも25年経った今でも、鮮明に覚えています。
絵本での会話を日常で使って、子供の知りたい気持ちを伸ばす
最近の絵本なのですが、セリフがおやじギャグ風で、何故か孫にうけているのです。
その本の話は「スーパー」で買い物をする時も飛び出す言葉で、野菜や果物でも季節によっては売場にない場合もあります。
そこでまた収穫や季節の話、そして外国の話と広がっていきます。
私の子どもは息子なのですが、孫は女の子で…・・・・口が達者で、スーパーでも質問だらけで、私が困っております。
でも、うるさいとしてはいけないし、私が分からないことをごまかすことをしてはいけないと思っているので、気長に話を続けますし、分からないことは一緒に調べることにしています。
スーパーで購入するのは生活に密着していることなので、色々な事を知りたいという気持ちを伸ばしてあげられる良い場です。
くだものだもの おやおや、おやさい おかしなおかし3冊セット (幼児絵本シリーズ)
こどもの絵本は大人も夢中になれる
男の子と女の子がいるのですが、息子達の絵本は今でも残っていますが、女の子の本は新たに購入しています。
かわいい女の子の絵本は、絵のラインが単純なものが多いので、できるだけイラストの傾向が偏らないように気をつけています。
孫は絵を描くことも大好きなので、「絵を描く」ことに関してクレヨンから水彩画、サインペンから色えんぴつと道具の用意をしてあげると、絵本を手本に見よう見まねで描いている場合もあります。
大人になっていくにつれ好きなタッチのイラストができてくるのでしょう。
キャラクターもいいのですが、イラストの好みは、親が決めないように多種選んであげましょう。
男の子も女の子もOK!14ひきシリーズ
ねずみの家族14ひきのシリーズはとてもやさいいイラストのタッチとテーマが家族なので、男女共に喜ぶ絵本です。
14匹ひとりほとりのねずみ達の動きを見ていると、飽きません。
私や息子の絵本は孫へ…
私は今でも、自分用の絵本を購入します。
ただ単にイラストを見るのが好きなこともありますが、やさしい気持ちにもなれますし、本を購入するにあたっては、洋服など、他の物を切りつめてでも購入しちゃいます。
黄ばんでしまった息子達の30年前の絵本。
内容がまだわからなくても、ペラペラめくっていくうちに好きなページがあるようで、1歳の子でもジーッと見ていたりしています。
感じることや知りたいことを素直に追及できるのも、子どもだからこそ。
そして、悲しみや不条理なことも本から学びます。
豊かな心に育つのも「本」がきっかけになることが多いです。
子どもに多くのことを伝えてくれる本は「知識と心の財産」です。